『門を守るお仕事』クリアした

ということでドラクエ10のかったるいレベリングと同時作業ながら最終モードまでクリアしたので雑感。おかげさまで旅芸人が40になりました。
ともあれ、まぁ一応『海賊王冠』からずっと付き合い続けている生粋のソフトキャリスト(造語)な僕ではありますけども、何気にこれまでの作品の中で、今後が一番心配になった作品ではあったなぁと。



以下興味ない人とネタバレあるのでごめんなさいの続きを読む。









まぁ総評としてはいつものキャラさんらしいというか、それなりによく出来てはいると思うんですよね。ゲームシステムとしてはかつての『巣作りドラゴン』の正しい後継というか。TD風ゲームによくありがちな放置ゲーに陥りがちな難易度も、後半に行くほどきっちり難しくなっていきましたし。


ただ、やっぱりそれだけに今回なんでユニークユニット(名有り・固有ユニット)を廃止してしまったのかなぁと。
個人的にキャラさんちのゲームの肝は、汎用ユニットとユニークのそれの組み合わせ具合が一番面白い所だと思うんです。この辺はまぁ多分に幼少期に『伝説のオウガバトル』で受けた衝撃が大きかったりするんですけども。
話を戻して、これまでのキャラさんはかなり一貫してその辺をきちんと守っていたからこそ――まぁ最終的に汎用ユニットが最強になってしまうのはそれはそれでよくて――ファンだったんですけども、今回のユニーク廃止は何気にものすごくショックだったなぁと。
でもまぁ廃止された理由自体は想像できなくはないんですよね。このゲームの仕様上クリアするだけならせいぜい10ユニット程度いれば十分なわけで。仮にそんな中にユニークキャラ入れたらそれだけで一杯一杯になってしまうし、あとそもそもコンセプト的に「ユニットは転職させて強くする」という点があるので、それをやってしまうとユニークユニットとしての個性がなくなってしまうというのは容易に想像できます。


そうした事情を勘案すると仕方ないと擁護できなくはないんです。ただユニークユニット廃止の副次効果として、その分ストーリー上におけるヒロインキャラたちがまったく立たなくなっているのはどうなのかと。元々そうしたストーリー性はうっすいと言われてきたキャラさんではありますけども、しかしそこはゲーム部分での活躍させる事で大分補完できてもいたんですよね。もしゲーム部分でのユニークユニットの存在感をなくすならば、その辺の配慮はすべきでした。まぁ微妙にイベントを増やそうとした努力の一端は覗えるんですけども、それも成功しているかというと……。ヒロインの好感度で特殊作戦が開放されるとか程度でもやれば大分変わったんじゃないのかと。


こうした批判はともかくとして、実際の所ゲーム部分だけを見ればそれなりによくできているんじゃないかとも思います。巣作りの時代からの正統進化というか。
個人的にはこうした防衛ゲームでターンベースになっているのは意外にも面白かったんですよね。よくあるRTSのようにどうせクソ忙しくてポーズ連打するくらいならこれくらいのまったり感が丁度いいです。い、いや別にドラクエのレベリングやってたから都合が良かったというだけじゃありませんよ?


当日記はソフトハウスキャラさんを応援しております。次のエロゲ日記はぱすチャ3辺りでまたお会いしましょう。来年って遠いなー。