私たちは徹夜組の暴動に対して一つの武器しか持っていなかった。それは

暴力(警察)である。


『劇場版ストライクウィッチーズ』ライブイベントの物販で徹夜組がペナルティ→徹夜組抗議→スタッフ折れる|やらおん!
まぁ昔からその存在を嫌悪されながら、しかし実効的な対応策を何一つ手を打てていない、という時点でどうしようもなさはよく解るお話ではありますよね。
――徹夜組を一体どのように抑止すればいいのか?
結局のところ、これまで多くの人たちが試みた多くの抑止策は「ペナルティを食らった徹夜組が暴れたら手がつけられない」というそれはまぁどうしようもなく身も蓋もない事実によって、そのほとんどが敗北してきたわけであります。だってもうそうなったら警察を呼ぶしかない。
そしてそうした暴力沙汰――とまではいかなくとも警察沙汰になった時点で、運営の側の方が社会的ペナルティを背負うことになってしまう。本来徹夜組にこそ与えられるそれが、むしろ対応を採ろうとした運営側の方がよりダメージが大きくなってしまう。以降に会場が借りれなくなったり、そして作品のマイナスイメージの流布だったり。
かくして運営側は(解っていながらも)そうした徹夜組に対して黙認する以外になくなってしまうのです。



多くの人の善意と負担にタダ乗りをする人たち。他の多くの事例が示しているように、それを排除するのはとても困難であります。悪貨は良貨を駆逐する。そしていつしかその『善意』が燃料切れになったとき、その『負担』が損益分岐点を越えたとき、「その存在自体が無くなる」という究極手解決方法が採られることになる。


いやぁ一体どうしたらいいんでしょうね?